こんにちは。本日の写真はココエール近くにある肴町のパン工房Michel(ミッシェル)のパンです♪ご紹介するまでもなく盛岡近郊では有名な老舗のパン屋さんですが、スタッフが撮ってくれた写真が美味しそうでしたのでアップしました☆、、、出来ることなら今すぐ買いに行きたい!
さて本日は『ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が会社の人間関係で困らないために~指示を聞いても何をすればいいかわからない~』解決編をお届けします。
〇解決法〇
1.明確なゴールイメージと明確なプランをつくる
2.「相手からダメ出しされるためのプラン」をつくる
3.相手の言葉やモノをターゲットに1つひとつ質問する
4.業務を分解してみる
本日は1.と2.についてお伝えします。
1.明確なゴールイメージと明確なプランをつくる
ASDやADHDの方がうまく仕事をこなすには、明確なゴールイメージとプランが必須となります。しかし、多くの仕事はこれがないまま指示されます。相手の気持ちや、いわゆる「一般常識」からゴールイメージをつくることは簡単ではありません。そこでまずやるべきことは、
<指示者の頭の中にあるイメージを質問などによって具体的にしていき、指示者のイメージを自分の頭の中に描き、両者で共有できるゴールをつくりだすこと>
です。ゴールは両者にとって分かりやすく明確で具体的なものである必要があります。
2.「相手からダメ出しされるためのプラン」をつくる
指示者は多くの場合、指示した瞬間には明確なイメージが浮かんでいないものです。ですから、昨日のブログにあるように「部屋を整理して」と指示された際に「どうすればよいですか?」と直球で尋ねても、「適当にお願い!」と有効ではない返事が返ってくるのです。
そこで、指示者と自分が一緒にイメージを作り出すという手法「相手からダメ出しされるためのプラン」が有効となります。
<「ダメ出しされるプラン」をつくる際のポイント>
(1)自分がやろうとしていることを細かく箇条書きにする
(2)ダメ出しをしてもらうためのものと割り切り、完璧を目指さない
(3)具体的に何をするかを明記する
(4)具体的な行動が浮かばないときには相手に質問する
(1)自分がやろうとしていることを細かく箇条書きにする
たとえば前述の例のように「部屋を整理して」と言われたら、
・段ボールを潰して廃棄する
・書類はファイルにまとめてファイルの背に「〇〇資料」と書いたラベルシールを貼り、総務課に持っていく
などと自分がやろうとしていることを書き出して指示者に見てもらいます。
ここで、「段ボールは後で使うから捨てないで倉庫に保管しておいて」「資料は全部シュレッダーして」という修正が入ればそれに従います。この「ダメ出しされるプラン」をすべてやり終えた状態がゴールです。
プランを持って行った際に、たとえ「違うよ!」という返事がきても気に病むことはありません。そのときにあらためて指示者に「失礼いたしました。どのようにしましょうか?」と相手の「整理」のイメージを伺えばよいのです。
このプランは指示者のイメージを引き出すためのプロトタイプと考え、この時点での自分のプランは自信のあるものでなくてOKです。ダメ出ししてもらうもの、と割り切ってよいのです。しかし、ダメ出しされるものだからといって適当に考えて曖昧な表現を使い、指示者に尋ねるのはNGです。
整理であれば、「何を」「どこに」「どうするか」をはっきりと書き出しましょう。
明日以降は、『具体的なイメージが浮かばないときの質問例』と3.相手の言葉やモノをターゲットに1つひとつ質問する についてお届けします。
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