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指示受けがうまくできないのを何とかしたい<相槌やメモが無理な時は>【就労移行支援事業所ココエール】

お知らせ
今日の石垣☆

こんにちは。本日はとても良いお天気でしたので、体験利用中の皆さんとスタッフで盛岡城跡公園まで『街なか散策』しました。(※写真は盛岡城跡の石垣です。)ココエールの徒歩圏内には盛岡城跡公園のほか鉈屋町など古き良き盛岡を感じられる場所がたくさんあります。次回のアクティブ講座(街なか散策)が今から楽しみなココエールスタッフです♪

昨日に引き続き、今日のブログは<指示受けがうまくできないのをなんとかしたい~相槌やメモが無理な時は>をお届けします。

メモの取り方や上手に相槌を打つタイミングについては過去ブログをご確認ください。

メモの取り方↓

http://cocoyell-m.jp/2019/05/16/「指示受けがうまくできないのを何とかしたい」-2/

http://cocoyell-m.jp/2019/05/17/「指示受けがうまくできないのを何とかしたい」-3/

相槌について↓

http://cocoyell-m.jp/2019/05/21/指示受け・会話をスムーズにー相槌を打つタイミ/

<相槌やメモがどうしても無理なら>

マルチタスクができるから良いとは一概には言えない、ということを前提にお伝えしますが、マルチタスクが苦手という特性がASD・ADHDの特性としてありますので、「相槌を打たなきゃ」と思っているとそれだけで頭がいっぱいになり、肝心の話の内容が頭に入ってこないことがあります。また、目線を合わせるだけでも負担になることもあります。

メモについても同様です。話を聞きながら書くことが難しくても、聞き終えてから書けるのであれば特に仕事では困ることはないでしょう。しかし、話を聞きながら書くのが難しい上に、聞き終えるまで話の内容を覚えておくことも難しい場合があります。

こうした場合は、きちんと上司に相談しておくことが大切です。(ココエールでは就職前に雇用先の人事担当の方に相談し、スムーズな就労スタートをサポートさせていただきます。)大事な指示はメールなどの文書にしてもらうと指示受けがスムーズですが、相槌やメモ取りが難しいことを予め知っておいてもらえるだけでも、良くない印象を与えることは避けられます。

しかし、口頭指示に慣れた人にとっては、文書指示はどうしても面倒に感じてしまいます。また、上司との関係性によってはこうした相談をしにくい場合もあるでしょう。

この場合、ボイスレコーダーを利用する手もあります。話を聞いているときは相槌に専念し、あとから音声を聞きなおしてメモに取り直します。この場合、リアルタイムでは話の内容はほとんど頭に入っていないため、音声を聞き直すまで質問や復唱による確認ができません。ですから、指示を口頭で受けた最後に「わかりました。やってみて、分からないことが出たらまた質問させていただいてもよろしいでしょうか?」の一言は忘れずに付け加えましょう。この一言で相手が「分からないとことがあれば、その場で質問すればよかったのに・・・」と不満に思うことはなくなるでしょう。

ボイスレコーダーを持ち込むことが難しいのであれば、相手に協力をお願いすることとなります。例えば、自分のメモ帳を相手にも見てもらい、メモの内容にも助言をしてもらいながら指示を聞き取っていきます。こちらは相手に負担をかけてしまう分、なるべくはじめの1回で聞き取りきれると良いでしょう。

明日以降は、

・こんな言葉に要注意!指示受けで出やすいNG語集

をお届けします。

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