こんにちは。今日の写真はジェンガ♪サイコロを投げて出た目のカラーのジェンガを抜いていくタイプのものです。通常のものも面白いですが、こちらは制限が加わっていますので、さらにスリル満点です☆
さて本日は『文字なら分かるのに、耳で聞くと内容が頭に入ってこない』についてお届けします。
〇事例〇
上司から口頭で指示された内容が頭に入ってこない。上司に再度内容を尋ねると「さっき説明したでしょ!また聞いてなかったの?」と迷惑そうな顔をされてしまった。マニュアルや指示書を作ってくれれば分かりやすいけれど、そんな負担を上司や同僚にお願いするのは気が引ける。一体どうすればよいのだろう。
※コメント※
指示する人は誰もが『一度指示したら相手はスムーズに仕事を遂行してくれる』と思っています。これは指示する人がかかった魔法のようなものです。一度指示しただけで完璧に仕事を遂行できる人とそうでない人は個人的に50:50ではないかと思っています。それは指示を受ける側だけに原因があるわけではないからです。指示内容に原因がある場合もありますし、コミュニケーション不足で意思疎通できず成果が上がらないこともあります。
とはいえ、特性に応じた対策を講じることは指示する人される人双方にとってストレスフリーな状況をつくりやすくすることができます。それではまずは原因から見ていきましょう。
※※※
〇原因〇…視覚優位・音情報の処理が苦手
ASDの特性から、口頭指示の聞き取りはコミュニケーションと音声情報の処理の苦手があいまって、文書指示よりもさらに課題が出やすくなります。また、言葉としては聞き取れていても言葉の意味の理解が偏っていたり、「あれ」「これ」といった指示語が差すものがわからないことがあり、意図を読み違えたり理解できなかったりします。
主にADHD傾向の方に強く表れるワーキングメモリ、短期記憶の困難さも理由の一つです。言葉に出された情報は記録に残らないので、記憶しきれない部分は取りこぼす一方になってしまいます。聞いてメモしようと書き出した時には次の指示にうつっていたりと、本人の努力だけでは克服することが難しい場合もあります。指示する人にも協力してもらうことも大切です。
明日以降は対策・解決法についてお届けします。
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